とうとう12月に入り、今年も残すところあと僅かとなった。
約1週間前、11月後半に訪れた東京での振り返りもままならないけど、それでも勝手に時間は過ぎていく。それにしても、体調がすぐれない。風邪の初期症状のような軽度の不調が2〜3日続いている。しかし、熱はないのでゆるやかに活動はしている。
引越し準備が本格始動
年内に地方移住をする。具体的には12/20が引越日となる。
つい先週までは全く現実味がなく、えらく悠長に構えていたのだけど、12/1の夕方に荷詰め用のダンボールが届いたことで一気にリアリティが出た。
久しぶりの引越し作業に困惑
今の家は持ち家で、6年前に新築で購入したマンションに住んでいる。よく考えると、6年間も同じ家に住んだのは、2003年に地元を離れて以来初めての事なんだよな。
この22年間を振り返ってみると、だいたい2〜4年のスパンで引越しを繰り返してきた。就職、転職などの理由もあるが、色んな街に住んでみるのが楽しかったというのが大きい。僕は割と飽き性で、すぐに環境を変えたくなる。
引越しには慣れているつもりだったのだけど、6年も空くと色々と忘れてしまっていて困惑している(今回は県を跨いで遠方へ引越すということも相まって)。
各種インフラの契約解除をはじめ、役所での転出手続き、郵便物の転送届など、想像以上のタスクの多さに目が回りそうだ。細かいところでいうと、AmazonやNetflixなどのオンラインサービスに登録している住所も全て変更する必要があり、これまた膨大な数にのぼる。
あと、シンプルにどういう段取りで荷詰めを進めていけばいいか分からない。日常で使いたいものもいっぱいあるし、詰めた段ボールを逃す場所の確保もしなければならない。
しっかりとToDoリストを管理して、抜かりなくやらねば。
長年暮らした街を離れるということ
それはそうと、1ヶ月後には全く違う環境での暮らしが始まっていると思うと、なんとも言えない不思議な気持ちが沸き起こってくる。
長い時間を過ごしてきた大阪という街を離れる日が来るとは、当時は想像もしていなかった。涙が出るくらいに楽しかった思い出も、もうダメかもしれないと思うような辛く悲しい出来事も、同じくらいあった。この街は、僕にたくさんの経験をくれた。
不器用で繊細で世間知らずだった少年も、気づけば中年になった。それなりに苦労はしたけど、生きていくための強さを手に入れたように思う。面の皮も少しは厚くなった。どうだろう、まぁ、それも悪くないかもね。
今まで出会えたすべての人たち、見てきた景色、実体験の数々は一生の宝物になりそうだ。
夜中に書いたせいで、妙にセンチメンタルでポエミーな感じになってしまったけど、なんだかんだ言っても、僕はこの街が好きだし、感謝もしている。ありがとう、大阪。
おわり


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