40歳になり、会社を辞めてダウンシフトすることを決めたぬるいぬ(@null_inu)です。
「お金持ち」と聞くと、例えば高級外車を乗り回し、スレンダー美女をはべらし、海外リゾートのプールでトロピカルな飲み物をストローでチューチューしながら電話一本で仕事を終わらせる、みたいなアホみたいなイメージを持っていました。
そして、30歳前後の頃の僕はそのアホみたいなお金持ちの姿に、アホみたいに憧れていました。

アホみたいな話ですよね。
今になって冷静に分析すると、当時の僕はお金持ちに憧れていたものの、その本質が何なのかということに全く目を向けられていなかったように思います。
この記事では、お金持ちの意味を理解し、年間100万円の貯金に成功した僕が「お金持ちになりたいなら絶対に押さえておいた方がいい」と思うこと、そして本質的な豊かさとは何かについてお話ししていきます。
これだけは押さえて!お金持ちの正しい定義
早速ですが、お金持ちになりたいなら絶対に押さえておくべきポイントをお伝えします。正式にいうと、お金持ちとは「支出よりも収入の方が多い状態」のことを表すそうです。



ん?どういうこと?ってなりますよね。
もう少し説明を加えると、「毎月の収入と支出を比べて収入の方が多ければ、一生お金が無くなることはない」という当たり前の事実に気づくことがとても重要になるのです。
毎月の収入10万円 > 支出9万円
=毎月1万円ずつお金が増える!
ちょっとアホっぽくはありますが、理論上、これは紛れもない事実と言えます。
そう、お金持ちとは決して派手に金を使いまくるバブリーなおぢのことではないのです。まぁそういう人も実質的にはお金持ちなのでしょうが、逆にそうでなくてもお金持ちと呼べる状態の人が存在するということですね。
であれば、極限まで無駄な支出を削り、収入(給料)>支出(生活費)の状態を作り出せば、お金持ちの仲間入りができるということになります。
足るを知り、無駄な支出を減らす
お金持ちを目指すにあたり、非常に重要なのが「足るを知り、無駄な支出を減らす」という意識。
資本主義社会の日本において、何の考えも持たず普通に暮らしていると、消費に対するハードルが低くなってしまいがちです。通勤するために毎朝コンビニでホットコーヒーを買ったり、冬のボーナスが出たタイミングで「自分へのご褒美」と銘打って800フィルパワーのダウンジャケットを買ったりします。



ほんでなんなん、フィルパワーって。
世の中の広告やマーケティング戦略に踊らされて、ロクに使いこなせもしない多機能なモノを手に入れたところで、その満足感はすぐに薄れてまた別のものに目移りしていくのです。そういうことをしているうちは、お金がなくなるのは当たり前ですよね。



かつての僕は、まさにこの状況でした。
節約・倹約とまではいかないまでも、生活に最低限必要なものと、ちょっとだけ人生を豊かにしてくれるもの(例えば本とか映画とか、趣味に該当するもの)だけを持ち、足るを知って生きる。これだけで随分と無駄な支出は減り、必要なお金が減っていくと思います。



特に映画や本は、安価で長時間楽しめる最高のエンタメです。
そして、生活に必要なお金が減ると、会社や給料に対する依存度が劇的に下がります。
最終的には会社勤めなんてしなくてよくなりますし、好きな時間に好きな場所で過ごすことができる(収入の範疇でという前提になりますが)ようになりますので、ストレスも減り、それに合わせて浪費も減っていくという最高のスパイラルが生み出されます。



これを実現できれば、自由な生活を手に入れることができるのですね。
僕が冒頭で述べたようなお金持ちに対しての憧れ、その本質は「自由度が高く、心豊かに過ごせる生活スタイル」にあります。決して高級外車を乗り回したいわけでも、スレンダー美女をはべらしたいわけでもありません。
お金持ちになりたい!という思いの奥底には「自由になりたい」という願望が潜んでいたことに、ようやく気づくことができました。
まとめ:小さく生きて本当のお金持ちに
お金持ちになりたい!と切望していた僕が、その本質に辿り着くまでの思考の経緯をお話ししました。
結果的に、当初思い描いていたお金持ちとはちょっとイメージが異なるものになりそうですが、僕が抱いていた憧れの本質は「自由度が高く、心豊かに過ごせる生活スタイル」です。
小さく暮らしてお金持ちになることができれば、会社や給料に縛られず自分の本当にやりたいことだけをやって生きていくというスタイルを確立できます。



誰からも搾取されず、管理もされず、自由で心豊かな本当に幸せな人生を目指して頑張っていこうと思います。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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